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インフォミックス、'99年第3四半期の純利益は前年同期比30パーセント増――CEO「21世紀に向け重要な四半期だった」

1999年10月22日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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米インフォミックス社は20日(現地時間)、'99年度第3四半期の業績を発表した。それによると、売上高は2億1590万ドル(約226億7000万円)で、前年同期比17パーセントの増収となった。また純利益は2390万ドル(約25億1000万円)で、前年同期に比べ30パーセントの増加となった。

売上の内訳は、ライセンス収入が1億630万ドル(111億6000万円)、サービス収入が1億950万ドル(114億9800万円)となっている。地域別では、北米地域が前年同期比5パーセントの増。欧州、中東、アフリカ地域の合計で同22パーセント増、アジア太平洋地域で同23パーセント増、ラテンアメリカ地域では同66パーセントの増加となった。

同社は第3四半期、ポータブルデータベース開発の米Cloudscape社の買収、ウェブベースでのデータ処理やコンテンツ管理を行なう『Informix Internet Foundation.2000』の発表などを行なった。また同期の顧客には、国内では(株)日刊スポーツ印刷社が含まれている。同社の新聞制作システムにおけるテキストと画像のデータベースに、インフォミックス社のデータベースサーバー『Infomix Dynamic Server』を採用した。

インフォミックス社の社長兼CEOであるJean-Yves Dexmier(ジョン・エーヴ・デキシミア)氏は、「インターネットでの利用に最適化した新製品を発表、市場ニーズに敏速に応えられる新体制作りなど、21世紀に向けた戦略的ポジションを確保するために重要な四半期だった。また同時に健全な四半期業績を達成することもできた」としている。

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