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ヤマダ電機とエフ・アイ・シー販売、オンライントレードサービス付きデスクトップPCを8万9800円で発売

1999年10月21日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)ヤマダ電機とエフ・アイ・シー販売(株)は、大和證券(株)および日本テレコム(株)と業務提携し、オンライントレード用デスクトップPC『FIC ONL 898』を発表した。全国のヤマダ電機の店舗のうち32店で、10月24日に発売する。価格は8万9800円。

『FIC ONL 898』
『FIC ONL 898』



FIC ONL 898は、初心者でも扱えるよう、ヤマダ電機の店頭で、初期セットアップとオンライン接続設定を行なう無料代行サービスを提供する。利用するインターネット接続サービスは日本テレコムの“ODN”で、ユーザーは購入時にODNへの加入手続きを行ない、大和證券のオンライントレード“ダイワオンライントレード”の口座開設申込書を受け取る。製品購入後、ユーザーは、PCに電源を入れ、専用アイコンをクリックするだけで、ダイワオンライントレードのホームページに接続できる仕組みとなっている。また、ヤマダ電機が開催する“パソコン入門指導セミナー”や“オンライン取引に関する入門講座”といったセミナーに無償で参加できる。

FIC ONL 898は、CPUにK6-2-400MHzを採用、32MBのメモリー(SDRAM)、6.4GBのHDD(Ultra ATA)を搭載するほか、40倍速CD-ROMドライブと56kbpsモデム(V.90/K56flex対応)を装備する。ディスプレーは15インチCRT(1280×1024ドット)。

ヤマダ電機の副社長である一宮忠男氏は、「当社はこれまで低価格のベーシックモデルのパソコンを発表してきたが、一歩踏み込んで、マシンスペックを上げて用途別パソコンの提案をしていこうと考えた。今回の製品はその第1弾。オンライントレード市場が拡大する中で、低価格で使いやすく、きちんとしたサービスが付属するパソコンを提供していく。販売店が主導して異業種間で協力し、こういったパソコンを出すのは画期的なことだと思う。今後もメーカーにはできないソフトやサービスでの業務提携を進めていく。パソコン市場の底辺を広げていくことが目的」としている。

ヤマダ電機の一宮副社長ヤマダ電機の一宮副社長



FIC ONL 898の主な仕様は以下の通り。



CPU


AMD K6-2-400MHz


チップセット


SiS 530 chipset


メモリー


32MB SDRAM


HDD


6.4GB Ultra ATA


FDD


3.5インチ


CD-ROMドライブ


40倍速


内蔵モデム


56kbps(V.90/K56flex対応)


グラフィックス


オンチップ


サウンド


オンチップ


インターフェース


パラレル×1、シリアル×2、PS/2キーボード×1、PS/2マウス×1、USB×2


ディスプレー


15インチCRT(1280×1024ドット)


 

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