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シャープなど4社、液晶ディスプレー用のインターフェースを開発

1999年10月20日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

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シャープ(株)、(株)東芝、日本アイ・ビー・エム(株)、(株)日立製作所の4社は、液晶ディスプレー用の次世代インターフェースを共同で開発することを発表した。

今回発表された新しいインターフェースは、“デジタルPVリンク”(Digital PV Link)と呼ばれるもので、表示データをパケット化して転送することが特徴。既存の方式では、画面に表示するデータを連続的に転送しているが、デジタルPVリンクを採用すれば、画面の描き換えが必要な部分のデータだけをパケットとして転送する。そのため、表示パフォーマンスの向上を見込めるという。表示データの圧縮や、コピープロテクト機能などにも対応できるとしている。

シャープなど4社は、デジタルPVリンクを、2000年中頃を目処に完成させ、VESA(Video Electronics Standards Association)やDDWG(Digital Display Working Group)、DISM(Digital Interface Standards for Monitor)などの標準化団体に提案していく。

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