(株)コンステラは、インターネットショッピングポータルサービス“ピカ市(ぴかいち)”を11月1日に開始すると発表した。
同サービスは、当初60店舗、2万品目からサービスを開始する仮想商店街で、日本で初めて心理学理論による商品提案機能“「欲しい!」の宝箱機能”を採用したという。同機能は、データベースに登録された全店舗の商品情報の中から、その日の気分に合った商品を探し出し、推奨・提案してくれるというもの。また、よく使う検索条件を登録しておき、ワンクリックで最新の商品情報を検索する機能なども備えている。主な取り扱い品目は、酒類・フラワー・グルメ商品・ファッション・アウトドア・スポーツ・書籍・通信教育・ツアーパッケージなど。このサービスは無料で利用できる。
店舗の出店に関しては、定額の出店料を徴収する方式ではなく、ユーザーのアクセスに応じて課金する方式を採用しているため、店舗側も低リスク・低コストで出店が可能であるほか、専門スタッフが店舗を評価・厳選することにより、ユーザー側も「安心な店舗でよい商品を安く購入できる」システムになっているという。
同社は、富士通(株)のベンチャー支援制度によって今年2月に設立されたインターネット関連ベンチャーであり、今後は富士通グループのニフティ(株)が運営するインターネット総合サービス“@nifty”などとの提携によって、より多くのサービスを提供していくとしている。
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