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オンキヨー、パソコン用スーパーウーファーを発表

1999年10月20日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之

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オンキヨー(株)は、コンパクトなキャビネットでも迫力ある重低音を再生できる*“J'DRIVE(ジェイ・ドライブ)”方式を採用した、パソコン用スーパーウーファー『SW-7A(W)』を発表した。価格は1万2500円で、12月3日発売予定。

*J'DRIVE方式:一般的なスーパーウーファーでは、バスレフダクトを使い、空気の共鳴/共振現象を利用して重低音の再生を行なっている。これに対し、スピーカーユニット前面の容積を小さくした特殊な構造を採用することで、高い圧力で圧縮した空気を開口部から一気に放出し、自然で迫力ある重低音を再現できるというもの。空気の流れをスピーカーユニットの横から見た場合に、“J”字状になることからこの名となった。

 『SW-7A(W)』
『SW-7A(W)』



SW-7Aのキャビネットは、MDF(Medium Density Fiberboard)木製キャビネットを採用。スピーカーユニットには、J'DRIVE専用に開発された13cmのものを使用している。アンプの出力は20Wで、-24db/octの減衰特性を持つローパスフィルターを採用している。一般のスーパーウーファーで採用されているローパスフィルターよりも急峻な減衰特性のものを使用することで、スピーカーの近くがリスニングエリアとなる場合の、メインスピーカーとの再生音の重なりを抑える効果があるという。

サイズは幅150×奥行き234×高さ234mmで重さは3.4kg。スーパーウーファー用出力端子を持たないスピーカーとも組み合わせられるように、ステレオライン入力/出力各2系統を備えている。

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