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東芝、214万画素CCD搭載のデジタルカメラ『AllegrettoM40』を発表

1999年10月20日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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(株)東芝は、214万画素CCD搭載の単焦点デジタルカメラ『Allegretto(アレグレット)M40』(PDR-M40)を発表した。5月に発売された『AllegrettoM4』の後継機で、ハードウェアの性能をほぼ受け継ぎながら、120秒の動画撮影やマニュアルによる絞り設定などを可能にした。発売は11月上旬で、価格はM4より1万4800円安い7万5000円。

 AllegrettoM40では、ボディーカラーを“ミレニアムゴールド”に変更。アルミダイキャストによる質感の高い外装はそのまま
AllegrettoM40では、ボディーカラーを“ミレニアムゴールド”に変更。アルミダイキャストによる質感の高い外装はそのまま



AllegrettoM40は、前機種のAllegrettoM4から主要スペックをそのまま引き継いだ。CCDは1/2インチ正方214万画素インターライン方式を採用、レンズは焦点距離7.4mm(35mmカメラ換算で40mm相当)、F3.2の単焦点。1秒以下の撮影間隔や毎秒約4コマの連写機能、USB接続対応といった点は変わらない。

新機種では、Motion-JPEG形式の動画撮影機能を搭載した。音声記録ができないが、160×120ピクセル、ベーシックモード時で最大120秒、320×240ピクセル、ファインモード時に30秒までの撮影が可能。液晶ディスプレー上での倍速再生や逆再生にも対応している。

またグリップやボディー上面の形状に改良を加え、ホールディング性が向上しているという。さらに64MBスマートメディアにも対応。その場合の撮影枚数は、1600×1200ピクセルのファインモード時で66枚、ノーマルモード時で133枚、ベーシックモード時で266枚まで可能となっている。

その他、基本的な性能としては、CCDはISO100相当で、高感度モード時には同200、同400まで設定可能。8秒までの長時間露光モード、プログラムAEに加え2段階の絞りを選択できる絞り優先AEモード、0.3EVステップで+/-1.5EVまでの露出補正機能を装備する。1.8インチTFT液晶ディスプレーと実像式の光学ファインダーも備えている。

インターフェースはUSB(付属専用ケーブルで対応)のほか、RS-232C、RS-422、NTSC方式のビデオ出力端子。電源は専用リチウムイオン充電池を使用する。

サイズは幅112×奥行き67×高さ67mm、重さ約240g(本体のみ)。

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