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日立、20~30代女性にターゲットを絞ったカラフルな『PERSONA』発表

1999年10月19日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子/佐々木千之

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(株)日立製作所は、電子メールソフト『PostPet』と日本語変換システム『ATOK』を搭載し、カラフルなカラーリングのWindows CE機『PERSONA(ペルソナ) HPW-50PA/HPW-50PAD』を11月12日に発売すると発表した。価格はオープンプライス。推定小売価格は9万円程度。

『PERSONA HPW-50PA/HPW-50PAD』外観。ケーブルの色は統一をとっていない
『PERSONA HPW-50PA/HPW-50PAD』外観。ケーブルの色は統一をとっていない



今年5月に発表した『PERSONA(ペルソナ)HPW-30PA/HPW-30PAW』同様、ソニーコミュニケーションネットワーク(株)の愛玩電子メールソフト『PostPet forWindows CE Ver.2.0jp』と(株)ジャストシステムの日本語変換システム『ATOK Pocket for PERSONA』を採用。『PostPet forWindows CE Ver.2.0jp』では、PERSONAオリジナルの機能として、メール友だちのペットがメールを届けにきた時の画面を撮影/保存できる“ペットスナップ”機能を搭載する。また、PERSONAオリジナルのPostPet壁紙を含む、およそ100種類の壁紙が用意され、“壁紙チェンジャー”機能で曜日ごとに壁紙を変えることも可能。“フェイスマーク”がメニューから選ぶだけで入力できる“フェイスマーク入力機能”も備える。

日立製作所オフィス情報機器事業部副事業部長の松岡慎二氏
日立製作所オフィス情報機器事業部副事業部長の松岡慎二氏


また今回のモデルでは、4種類の占い、1ヵ月の予定が一覧できるスケジュール機能、3種類のゲーム、約20ジャンルで100以上の無料メールマガジンの申し込みテンプレートといったアプリケーションを搭載する。これらのアプリケーションは、“はなまるメニュー”と呼ぶキャラクターなどを使いビジュアル化されたメニューから起動できる。“はなまるメニュー”に登録されているアプリケーションは、全て本体内にROMとして収録されている。

はなまるメニューの画面
はなまるメニューの画面


外観/内装ともにカラーリングを変更。本体カラーには、クリアブルー(HPW-TOPA)とクリアオレンジ(HPW-50PAD)を採用。ふたの部分は2層構造になっており、外側は半透明で、内側の層のストライプの模様や、PERSONAのロゴが透けて見える(クリアテクスチャー)。内装は、キーボードはパステル調で濃さの違う2色のブルー(アクアブルー)、ディスプレー/キーボードの枠は白となっている。

クリアブルーのHPW-50PA(上)とクリアオレンジのHPW-50PAD(下) クリアブルーのHPW-50PA(上)とクリアオレンジのHPW-50PAD(下)



ふたの右側にあるPERSONAのロゴのアップ。画像は見やすいようにグラフィックソフトで強調してあるが、クリアテクスチャーの質感はもう少しやわらかい感じ
ふたの右側にあるPERSONAのロゴのアップ。画像は見やすいようにグラフィックソフトで強調してあるが、クリアテクスチャーの質感はもう少しやわらかい感じ


今回のカラーの選定では、ターゲットとする層の女性へのアンケート調査を行ない、その結果をもとに決定されたとのこと。ちなみに、テストではブルーとオレンジのほか、ホワイト、グリーン、ピンク、濃い紺を用意したという。もっとも好評だったのはブルーだったということだが、iMac以降流行のいわゆる“スケルトンカラー”を採用しなかった理由については、アンケート調査の結果で予想以上に良くなかったのと、「追随でない独自のイメージを出したかった」(前田氏)ためという。

デザインを担当した前田麻子氏(右)と、商品企画を担当した渡辺あすか氏(左)。新モデルのデザインは化粧箱をイメージしたという。日立のパソコン関連製品に関する記者会見で女性が商品説明をするのはめずらしい。前田氏が所属するプロダクトデザイン部には女性社員が約1割とか
デザインを担当した前田麻子氏(右)と、商品企画を担当した渡辺あすか氏(左)。新モデルのデザインは化粧箱をイメージしたという。日立のパソコン関連製品に関する記者会見で女性が商品説明をするのはめずらしい。前田氏が所属するプロダクトデザイン部には女性社員が約1割とか


ROMが増やされた(32MB)ほかは、ハードウェア面では前モデルと同じスペック。CPUに同社製の32bitRISCプロセッサーSH-3-100MHz、32MBのRAM、8.1型カラーSTN液晶ディスプレー(640×240ドット、256色表示)を搭載。33.6kbpsモデムを内蔵し、携帯電話(PDC、cdmaOneには対応しない)/PHS(NTTドコモ/アステル、DDIポケットには対応しない)用ケーブルは別売り。インターフェースは、IrDAポート、PCカードスロット(TypeII)、シリアル、コンパクトフラッシュスロット。キーボードやスタイラスペンは抗菌仕様となっている。

キーピッチは16.5mm、キーストロークは2.5mm。本体サイズは、幅253×奥行き131×高さ32mm、重さ840g。電源はリチウムイオン電池で、専用ACアダプターが付属。バッテリー駆動時間は最大約8時間、充電時間は電源OFF時
で最大約3時間。

OSは、Windows CE2.0日本語版。アプリケーションは、『PostPet forWindows CE Ver.2.0jp』、『ATOK Pocket for PERSONA』、『携帯ほいほい for Windows CE』、『Microsoft Pocket Word』、『Microsoft Pocket Excel』、『Microsoft Pocket Power Point』、『Microsoft Pocket Internet Explorer』、『Microsoft Pocket OutLook』、“はなまるメニュー”関連のアプリケーションなど。

PERSONAの店頭販促用ポップ。女性にターゲットを絞ったことが良くわかる
PERSONAの店頭販促用ポップ。女性にターゲットを絞ったことが良くわかる


両カラーとも、11月12日発売。価格はオープンプライスで、推定小売価格は前モデルと同程度(9万円程度)。年内に購入したユーザーには、発売記念キャンペーンとしてソフトケースがプレゼントされる。生産および販売目標は月7000台で、半年間で4万2000台を目指す。なお前モデルは半年で約3万台を販売している。女性ユーザーが7~8割を占めると同社は予想している。

なお、パッケージ自体は、環境問題もあり、特に変わったものとはしていないというが、これからのシーズンでは女性へのプレゼント品としての購入も考えられ、パッケージも新しいカラーリングにふさわしいものにしても良かったような印象を受けた。

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