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9月第4週の国内PC販売台数は前年同期と比べ7割弱の増加――低価格化で販売金額は5割弱の増加にとどまる

1999年10月19日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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(株)日経BPの市場データ提供サービス“日経マーケット・アクセス”の18日付の発表によると、今年9月第4週(9月27日~10月3日)に国内で販売されたパソコン台数は、前年同週と比べ7割弱も増加したことが分かった。販売金額も5割弱の増だが、パソコンの低価格化から、台数ほどは伸びない結果となっている。

調査は家電量販店のPOSデータを集計しているジーエフケー・ジャパン(株)が、国内の量販店約2000店の結果を集計したデータを基にしている。

それによると、9月第4週における全体の販売台数は、前年同週と比べ66.2パーセントの増加となった。特にデスクトップ型では80.5パーセントも増えた。ノート型は53.4パーセント増えている。

販売金額では、全体で前年比47.6パーセント伸びている。うちデスクトップ型で49.9パーセント、ノート型で46.1パーセントの増加だが、販売台数ほどには増加を示していない。これは売れ筋が10万円代の低価格モデルに移ったことが原因と見られる。

なお、9月第3週で平均販売価格が20万円を割り込んだが、第4週では20万1160円と20万円台に戻った。日本アイ・ビー・エム(株)の低価格モデルの販売が前週ほどではなく、またソニー(株)が“VAIO”のPentium III搭載機を発売した影響によるものという。

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