(株)大塚商会、サイトデザイン(株)、マイクロソフト(株)の3社は18日、企業向け電子商取引のシステム構築ビジネスにおいて業務提携し、共同マーケティングを行なっていくことに合意したと発表した。これは、電子商取引サイトの運営を希望する企業ユーザーに対し、電子商取引サイトの構築と売上/請求管理などの基幹系業務処理などを一貫して提供することを目的としている。
提携の手始めとして、大塚商会は、同社が提供する販売や財務などの業務管理システム『SMILEα』シリーズを中心とした電子商取引サイト構築のためのパッケージを開発し、'99年第4四半期の発売を目指す。これは、マイクロソフトが提供する電子商取引システム構築の基盤製品『Microsoft
Site Server 3.0 Commerce Edition』と『Microsoft SQL Server 7.0』に対応する。また、電子商取引サイトの構築/管理/運用ツールには、サイトデザインの『Commerce
Site Builder』を採用する。
今後、大塚商会は、電子商取引の基盤となるマイクロソフト製品の次期バージョンに対応した製品を開発し、マイクロソフトは、開発における技術支援を全面的に行なっていく。
今回の3社の業務提携の成果として、(株)日比谷花壇が、同社の運営するウェブサイトをリニューアルし、Site
Server 3.0 CommerceおよびCommerce Site Builderを採用した電子商取引サイトを立ち上げることになった。新サイトの名称は“H-A-N-A 日比谷花壇”。