日本電気(株)は、ノートパソコン『LaVie NX』の新しいラインナップを発表した。モバイルノートが薄型になって登場し、本体カラーも従来製品より薄いグレーに変更された。
『LaVie NX』モバイルノート・ワイヤレスインターネットモデル |
発売されるのは、モバイル機能を重視した“モバイルノート”2機種と、従来製品のバージョンアップ“コンパクトオールインワンノート”5機種。今回の大きな特徴は、モバイルノートのデザインを大幅に変更した点と、ワイヤレス通信機能を内蔵する“インターネットモデル”を用意している点である。ワイヤレスモデムステーションを標準添付するモデルでは、これを利用して、屋内・屋外のどこででも配線なしでインターネットなどが楽しめるというものだ。通信可能距離は、電場を妨害するものがない場合で約100mとしている。
モバイルノートは、12インチSVGAカラー液晶ディスプレーを採用して液晶画面が大きくなったほか、厚さも約21~27mmと薄型化したため、従来製品とは外見がかなり異なる。また、3つのUSBポート、PCカードスロット2つを搭載、ステレオスピーカーを内蔵する。ケーブル1本で接続できる外付けのCD-ROMドライブ、FDドライブを標準添付、ワープロ・表計算ソフトをプレインストールするため、購入後すぐに使うことができる。
価格はオープンだが、実売予想価格は20万円台半ばから20万円台後半。
『LaVie NX』オールインワンノート・ワイヤレスインターネットモデル |
コンパクトオールインワンノートは、TVに接続できるビデオ端子を装備しているため、TV画面でDVDタイトルやゲームが利用できる。USBポートも2つ用意されている。また、メールの着信を知らせるメール着信ランプで、簡単にメールチェックが可能になっている。
価格はオープンで、実売予想価格は20万円台前半から30万円台前半。