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アクトン、ハイエンドスキャナーの販売で台湾UMAXと提携

1999年10月15日 00時00分更新

文● 編集部

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アクトンテクノロジィ(株)は14日、ハイエンドスキャナーの販売に関して、台湾のUMAX Data Systems社と提携すると発表した。これにより、UMAX社製ハイエンドスキャナー3機種を11月初旬に販売開始する。価格は、『Mirage II』がオープン価格、『PowerLook III』が59万8000円、『PowerLook 3000』が148万円。対応OSはWindows 95/98/NT 4.0、MacOS 7.5以降。

UMAX Data Systems社は、スキャナー、PC/AT互換機、ノートパソコン、マルチメディア関連商品、通信分野関連商品などを製造/販売している。一方、ネットワーク機器メーカーのアクトンはSOHO市場への戦略としてインターネットマーケティング事業部を発足し、コンピューター周辺機器などのラインアップを増やしている。

Mirage IIは、デュアルレンズ方式を採用している。光学解像度は、レンズ1が700×1400dpi、レンズ2が1400×2800dpi、最大補間解像度が9800×9800dpi。最大読み取りサイズは、レンズ1が290×432mm、レンズ2が145×432mm。最大濃度レンジは3.3D。出入力RGBは各色12bit。BET技術を使用すれば4096階調での出力が可能。A3に近いサイズでの版下入力と高解像度でのカラー反射/ポジ原稿の入力も1台のスキャナーで可能。SCSI接続で、スキャニングドライバー“Magic Scan”を同梱。本体サイズは幅730×奥行き528×高さ142mm。

PowerLook IIIは光学解像度1200×2400dpi、最大補間解像度9600×9600dpi。最大読み取りサイズは216×297mm。最大濃度レンジ3.4D。出入力RGBは各色8bit。ASICコントロールにより、RGB各色14bitで出力可能。BET技術を使用すれば16384階調での出力が可能。A4サイズでの版下入力と高解像度でのカラー反射/ポジ原稿の入力作業、印刷にも使用できる。SCSI接続で、スキャニングドライバー“Magic Scan”を同梱。本体サイズは幅336×奥行き523×高さ165mm。

PowerLook 3000は、デュアルレンズ方式を採用している。光学解像度は、レンズ1が1220×3048dpi、レンズ2が3048×3048dpi、最大補間解像度は12192×12192dpi。最大読み取りサイズは、レンズ1が216×297mm、レンズ2が86×297mm。最大濃度レンジは3.6D。入出力RGBは各色14bit。BET技術を使用すれば16384階調での出力が可能。SCSI接続で、スキャニングドライバー『Magic Scan』を同梱。レンズ自動調整機能、最適な光源システムを搭載。ソフトによる、スキャニング制御、画像編集、色補正、色抽出なども可能で、印刷/画像処理に適したハイエンドタイプのスキャナー。サイズは幅425×奥行き548×高さ219mm。

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