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日立製作所、Linuxベースのインターネットビジネス向けオールインワンパッケージ『HA8000/InterStation』を発表

1999年10月14日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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(株)日立製作所は、インターネットビジネスに必要なサーバーなど、ハードウェアをワンパッケージにまとめた『HA8000/InterStation』を発表した。OSにはredhat Linux5.2を採用している。10月29日からの出荷を予定し、価格は198万円から。

HA8000/InterStation HA8000/InterStation



同社のサーバー『Advanced Server HA8000』シリーズがベースとなっている。日立では、企業がインターネットでビジネスを開始する際に必要な機能とセキュリティーを備えている上、低価格と省スペース化を求める声に応えたとしている。

ハードウェアは幅400×奥行き700×高さ700mm、重さ80kgの筐体にすべて収納され、外部向けと内部向けのサーバーに加え、ファイアーウォール、スイッチングハブ、ISDNルーターを搭載している。またウェブサーバー、メールサーバーなど必要なソフトウェアも付属するほか、インストール代行や設置サービスもセットになっている。

外部向けサーバーと内部向けサーバーは異なるセグメントに配置しているため、ファイアーウォールが破られても被害を最小限に食い止められる、としている。またUPS(Uninterruptive Power Supply)を搭載するなど、セキュリティー管理にも配慮しているという。

OSは日本語redhat Linux5.2を採用した。LINUXの技術を持たない顧客向けにはシステムサポートとオンサイトサービスを用意している。またOCNへの加入申請代行、ホームページ作成、リモート監視といったサービスもオプションで受けることができる。

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