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NSジャパンとソフトボート、日本市場向けにWebPAD用PHSドライバーを共同開発

1999年10月13日 00時00分更新

文● 編集部 高柳政弘

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米ナショナルセミコンダクター社(NS)の日本法人であるナショナルセミコンダクタージャパン(株)は12日、小型携帯情報端末“WebPAD”用のPHSドライバーを(株)ソフトボートと共同開発したと発表した。

WebPADにこのPHSドライバーを組み込むことで、PHS機能を利用してインターネットに直接アクセスすることができるようになるという。

このPHSドライバーは、第二電電(株)グループのPHSカード『MC-100』用として開発されたもの。同カードには、PHS電話機の機能が収められている。さらに、NTT移動通信網(株)(NTT DoCoMo)のPHSカードなどにも対応が可能だという。

NSジャパンでは、WebPADに同ドライバーを採用することで、PHS電話機能を内蔵した小型携帯情報端末となるとしている。

WebPADは、NS社のプロセッサー“Geode GXLV”を搭載するPDA。ウェブサイトを閲覧できる小型携帯情報端末として、同社が'98年11月に発表したもの。Geode GXLVはx86系のプロセッサーで、音声、グラフィックス、メモリー・コントロール、PCIインターフェースの各機能を統合している。同端末のOSには、カナダQNX Software Systems社(QNX)のリアルタイムOSであるQNXが採用されている。

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