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アドビシステムズ、初心者向けのデジタル画像処理ソフトを無料提供

1999年10月12日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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アドビシステムズ(株)は、デジタル画像を取り込み、編集や一括管理が可能なソフト『Adobe ActiveShare 日本語版』を発表した。



ActiveShareは、『Adobe Photoshop』などをはじめとする同社の画像処理ソフト製品群の中で、最も初心者向けの製品として位置するもの。

今回発表した製品は、インテル(株)のPentium III搭載PCユーザー向け無料インターネットサービス“インテル WebOutfitterサービス”で、8月27日から無償提供されている『ActiveShare 1.0』のアップグレード版『ActiveShare 1.1』。

店頭販売は行なわず、アドビシステムズのActiveShare専用サイト“ActiveShare.com”からのダウンロードのみの提供となる。本日12日から2000年1月までの3ヵ月間は、無償でダウンロード可能。1月以降は有料化される予定だが、価格については検討中(ソフト自体は2500円相当)という。

デジタルカメラやスキャナーからの画像取り込み機能、トリミングや回転、色補正、赤目修正などの画像編集機能、画像を整理するアルバム管理機能、画像とメッセージを電子メールで送信できる機能などを搭載する。ActiveShare 1.0の対応OSがWindows 98のみであったのに対し、ActiveShare 1.1はWindows 95/98/NT4.0対応となっている。



また、“ActiveShare.com”サイトでは、家族や友人とデジタル画像を共有できる無料コミュニティーサービス“プライベートオンラインサークル”を提供する。現在は英語版のみだが、日本語版サイトを2000年1月に開設するという。

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