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DDIセルラー8社とIDOが、年内にもcdmaOneパケット通信サービスを開始

1999年10月08日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

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DDIセルラーグループ8社と日本移動通信(株)(IDO)は、cdmaOneを対象とする64kbpsパケット通信サービスの計画について発表した。パケット通信サービス提供に関する事業変更許可申請は、既に郵政大臣に提出済みで、年内にもサービスを開始する方針だという。

“パケット”は、情報通信でやりとりするデータの最小単位。“パケット通信サービス”は、パケット送受信時のみ回線を使用するため、回線使用効率が高いことが特徴。接続時間によらず、データ通信の情報量に応じて課金されるため、接続時間を気にせずインターネット接続を利用できる利点がある。例えて言うなら、“声に出して話している間だけ課金され、黙っている間は課金されない電話”に近い。

cdmaOneのパケット通信サービスは、上下非対称通信方式を採用する。サーバーから携帯電話機側にデータのダウンロードなどを行なう“下り回線”は64kbps、携帯電話機側からのリクエストなどを送信する“上り回線”は14.4kbpsで通信を行なう。

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