米AMD社は6日(現地時間)、'99年第3四半期の決算を発表した。それによると、売上高は前期比11パーセント増の6億6219万2000ドル(約714億円)で、前年同期比3パーセント減。また、純利益は1億554万5000ドル(約114億円)の損失。これは、『AMD
Athlon』プロセッサーおよびフラッシュメモリーの売上は伸びたものの、'99年第2四半期に売却した子会社の米Vantis社の売上減が影響しているため。
同社は、'99年末までのAMD Athlonプロセッサーの販売目標は100万ユニット以上だったが、台湾地震の影響により、AMD
Athlon対応のマザーボード(台湾製)の供給不足が販売の障害になると予測している。しかし、同社は、現在入手している情報を統合すれば、台湾地震発生前の販売目標を達成する可能性が残っているという。