日本アイ・ビー・エム(株)は、グラフィックスワークステーション『IntelliStation』シリーズの新モデルを発表した。IntelliStationのラインナップに新たに加わったのは、エントリーモデルの『IntelliStation
E Pro』1モデルと、ミッドレンジモデルの『IntelliStation M Pro』2モデル。13日から順次出荷を開始する。
IntelliStation E Pro(6893-96J)は、CPUとしてPentium III-600MHzを採用。128MBのメモリー(SDRAM)と13.5GBのHDD(UltraATA/33)を搭載し、グラフィックスシステムとして『IBM
Fire GL1』を搭載する。システムの異常を検知した場合、自動的に管理者に通知する“Alert
on LAN”機能や、クライアントのHDDをサーバーに自動バックアップする“SMART
Reaction”機能、クライアントPCのソフトウェアをサーバーからリモートで更新できる“LCCM”に対応する。搭載OSはWindows
NT Workstation 4.0(SP4)。価格は39万8000円で、出荷開始は19日を予定している。
IntelliStation M Pro(6889-93J/95J)は、CPUとしてPentium III-600MHzを採用したワークステーション。2チャンネルUltra
Wide SCSIインターフェースをオンボードで装備し、9.1GBのHDD(Ultra Wide
SCSI対応)を搭載する。100Base-TX対応ネットワークインターフェースをオンボードで装備し、“Alert
on LAN”機能や“SMART Reaction”機能、“LCCM”機能に対応する。3Dモデル(6889-95J)は、グラフィックスシステムとして『IBM
Fire GL1』を搭載し、2Dモデル(6889-93J)は『Matrox Millennium G400』を搭載する。搭載OSはWindows
NT Workstation 4.0(SP4)価格は3Dモデル(6889-95J)が89万8000円、2Dモデル(6889-93J)が56万8000円。13日に出荷を開始する。
『IntelliStation E Pro』(6893-96J) |
『IntelliStation M Pro』(6889-93J/95J) |