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日本HP、組み込み用Java環境“Chaiアプライアンス・プラットフォーム”を発表

1999年10月06日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

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日本ヒューレット・パッカード(株)は、組み込み機器を対象としたJava実行環境“Chai アプライアンス・プラットフォーム”を発表した。

Chaiアプライアンス・プラットフォームは、従来の組み込み機器用Java実行環境“Chai”を、情報家電製品向けに拡張したもの。携帯電話などの小型端末やハンドヘルドPCなどの情報機器に対応できるとしている。

従来のChaiが搭載していたJavaバーチャルマシン“ChaiVM”をバージョンアップしたほか、XML対応ウェブブラウザ―“ChaiRarer”や、ネットワーク管理ツールのクライアントとして機能する“Chai/OpenView”などを新たに搭載した。

バージョンアップした“ChaiVM”(バージョン4.0)は、組み込み機器を対象としたJavaバーチャルマシンで、実装サイズが小さいことが特徴。ガベージコレクションの改善、割り込み処理の効率化によってパフォーマンスを向上し、SQLや数値演算に対応したライブラリーを新たに追加している。

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