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米NS、HPが“Geode GXm”プロセッサーを『Entria G』シンクライアントに採用と発表

1999年10月05日 00時00分更新

文● 編集部

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米ナショナル セミコンダクター社は4日(現地時間)、米ヒューレット・パッカード社(HP)が、同社の『Entria G-220』シンクライアントアプライアンスに、米ナショナル セミコンダクターの“Geode(ジオード)GXm”プロセッサーをコアとした統合ソリューションを採用したと発表した。同プロセッサーは低消費電力を特徴としており、これにより、Entria G-220はグラフィックスと通信性能が強化されたという。

Entria Gは、IT分野でのシンクライアントコンピューティングの特性を提供するために作られた『Entriaシンクライアントアプライアンスシリーズ』の1つ。中央サーバー上にあるWindowsアプリケーションへのアクセスを提供し、各種のターミナルエミュレーション機能を用意することにより、メインフレームや古いシステムに格納されているデータへのアクセスも可能としている。

今回の統合ソリューションでは、Geode GXmプロセッサーをコアとして、オンチップグラフィックス、オーディオ、メモリーコントロール、PCIインターフェースなどの機能を提供。これにより顧客は、高性能、低消費電力、製品開発期間の短縮などのメリットが生まれるという。

また、Entria Gが採用しているナショナル セミコンダクターのそのほかの製品は、コンパニオンサウスブリッジ、MacPHYTER 10/100 PCI Ethernetコントローラー、Super I/O、オーディオコーデック、電圧コントローラー、周辺アナログチップ数種。

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