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エルゴソフト、Macintosh対応の日本語ワープロソフトおよび日本語入力プログラムの最新バージョンを発売

1999年10月05日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)エルゴソフトは、日本語ワープロソフト『EGWORD Ver.10 for Macintosh』、および日本語入力プログラム『EGBRIDGE Ver.11 for Macintosh』を11月19日に発売する。対応OSはMacOS 7.6以上。

EGWORD Ver.10は、作成した文書をPDF形式で保存できる。また、HTML形式へ書き出す際、CSS出力が可能になったほか、複数ページの文書をスライド形式で出力できる“スライドショーHTML書き出し機能”を搭載する。

“スライドショーHTML書き出し機能” “スライドショーHTML書き出し機能”



表の編集では、セルの結合や背景色の変更が可能。表の高さや幅を等間隔にするツールも追加された。さらに、文書作成ウィンドーを任意の位置で分割できる“ウインドウ分割機能”を搭載。検索機能では、KWIC(文脈付き索引)検出やOR検索が可能となった。

“ウインドウ分割機能”
“ウインドウ分割機能”



また、原稿用紙機能での半角入力や校正行へのルビ入力をサポート。MacOS 8.5のナビゲーションサービスにも対応しており、Sherlockを利用した文章要約機能、Language Analisys Managerによる自動ルビ機能などを搭載する。そのほか、ルーラーやパレットなどの表示色をiMacカラーおよびプラチナカラーに設定できる。価格は2万5000円。

EGBRIDGE Ver.11は、文字の変換時に表示される同音語の数を制限できる“シンプル変換”を搭載。辞書に収録されている単語を、使用頻度の高い“基本単語”と、専門性の高い“追加単語”に分類し、同音語表示の際に基本単語のみ表示するというもので、単語ごとに基本/追加の分類を変更できる。

また、同音語の候補表示数を10/15/20件の3種類から選択できる。候補内の文字順/部首順/画数順を、先頭または末尾から並べ替えることが可能なソート機能も追加された。さらに、同音語候補の中で、間違えやすい単語の意味や用法をウィンドー脇に表示する“単語意味表示機能”も搭載する。

“単語意味表示機能”
“単語意味表示機能”



そのほか、文部省の“学習指導要領”の学年別漢字配当表に基づき、小学1~6年生で学習する範囲内、常用漢字内といった変換設定が可能な“学年別変換機能”を搭載。郵便番号変換辞書も追加された。価格は9800円。

また同社は、軽量の日本語ワープロソフト『EGWORD PURE Ver.5.0 for Macintosh』を12月3日に発売する。

EGWORD PURE Ver.5.0は、EGWORD Ver.10と同様に表編集機能や原稿用紙機能が強化されたほか、ウインドー分割機能や、OR検索機能も搭載。MacOS 8.5のナビゲーションサービス対応も行なわれている。対応OSはMacOS 7.6以上で、価格は1万2800円。

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