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エス・エス・ジェイ、CSKなど4社と提携し、ASP事業を開始

1999年09月29日 00時00分更新

文● 編集部 堀田ハルナ

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エス・エス・ジェイ(株)(SSJ)は、同社の主要パートナー企業である(株)CSK、東芝エンジニアリング(株)、(株)インテック、大興電子通信(株)の4社と提携し、同社の開発する統合業務パッケージ『Super Stream』を用いたアプリケーション・サービス・プロバイダー(ASP)事業を開始すると発表した。

左から、インテックのSI事業本部長・理事の川合隆弘氏、CSKのシステム事業サービス本部取締役の遠藤玄声氏、大興電子通信の営業本部長・専務取締役の吉澤駿氏、東芝エンジニアリングの産業・社会システム事業部長の手澤隆成氏、SSJ代表取締役の大谷俊二氏、同社常務取締役の佐藤祐次氏
左から、インテックのSI事業本部長・理事の川合隆弘氏、CSKのシステム事業サービス本部取締役の遠藤玄声氏、大興電子通信の営業本部長・専務取締役の吉澤駿氏、東芝エンジニアリングの産業・社会システム事業部長の手澤隆成氏、SSJ代表取締役の大谷俊二氏、同社常務取締役の佐藤祐次氏



『Super Stream』は、一般会計システムや人事管理システムなどを備えたクライアント/サーバーシステム向けの統合業務パッケージ。パートナー企業4社は、このSuper Streamを中心に、ASP事業を展開するという。

ASP事業とは、アプリケーションソフトをシステムセンターで運用し、インターネットなどを経由してユーザーにクライアント機能を提供するサービス。ASPを利用することで、ユーザーはシステム開発にかかるコストやランニングコストを節減できるほか、システム運営業務から開放されるという。サービス提供者にとっては、顧客ごとにシステムを構築する必要がなくなるため、価格を押さえられるというメリットもある。各社ともターゲットにするのは、中堅小規模企業としている。

挨拶に立ったCSKのシステム事業サービス本部取締役の遠藤玄声氏は、同商品の販売における実績を強調。「パートナー企業4社は、ライバル同士といえるかもしれないが、“ASP”という概念を一刻も早く世に浸透させるため、連携し、市場を盛り上げたい」と語った。東芝エンジニアリングの産業・社会システム事業部長の手澤隆成氏も、ASPの需要は大きいはず、と、今年度末までに50ユーザーの獲得を目指すと述べた。

各社とも、サービスの利用料は最低価格で数十万円程度を設定している。

  • エスエスジェイ
  • CSK03-5321-3928東芝エンジニアリング044-548-3256インテック03-5665-5139大興電子通信03-3266-8132

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