DPEショップを運営する(株)プラザクリエイトと、情報家電用ブラウザーの開発元である(株)アクセスは、デジタル画像関連のネットワーク事業に関する業務提携を結んだと発表した。今回の業務提携では、プラザクリエイトのデジタル画像サービスと、アクセスのネットワークソフトウェア開発技術を組み合わせ、画像コンテンツの配信および販売に関するインターネットサービス事業を推進するという。また、提供事業の第1弾として、画像ビューワー機能を持った携帯端末『ピクチャーボード』を開発することも併せて発表された。
ピクチャーボードは、インターネット接続機能をもち、画像をダウンロードしてカラー液晶で確認できるという携帯端末。アクセスによれば、ハードウェアの開発/販売元については、現在複数のメーカーと交渉を行なっているという。ソフトウェアには、同社のブラウザーソフト『NetFront』をベースとしたOSおよびアプリケーションを搭載。本体の大きさは、パームサイズのWindowsCEマシンよりも一回り小さいサイズになるという。
同製品では、プラザクリエイトのDPEショップ『パレットプラザチェーン』経由でインターネット上に格納された画像を閲覧できるほか、画像が添付された電子メールの送受信、画像の壁紙設定ができるという。ターゲットは一般消費者となっており、価格は1万円前後、発売は来年の春以降を予定しているという。