トレンドマイクロ(株)は、企業向けのクライアントウイルス対策製品『ウイルスバスター
コーポレートエディション Ver.3.5J』を10月12日から発売する。価格は、5ユーザーパックで3万8000円。
同ソフトでは、ウイルスが検出されたクライアントをグラフ表示機能によって表示。また、プログラムやウイルスパターンファイルのバージョン管理もグラフ表示できるため、社内のウイルス検出状況や管理状況を一目で把握することができるという。
クライアントに同期オプションを追加することにより、社外にノートパソコンを持ち出すときも、リモート環境でのウイルス対策・管理ができ、外出中にウイルスが発見されても同期中にログをサーバーに送るという。また、サーバー上でウイルスパターンファイルやプログラムを更新したときは、クライアントに対し、自動ダウンロードを行なう。
このほか、選択した特定のクライアントのみにウイルスパターンやプログラムを配信することもでき、管理が効率的になったとしている。
対応OSは、HTTPベース環境の場合、サーバーOSが、Windows NT Server 4.0+SP5で、Microsoft
IIS 3.0以上が必要。クライアントOSは、Windows95/98/NT3.51+SP5/4.0+SP3以上に対応。
ファイルベース環境の場合、サーバーOSは、Windows NT Server 3.51以上、Novell
NetWare 3.12J以上。クライアントOSは、HTTPベース環境の対応OSに加え、Windows
3.1、MS-DOS 5.0V 以上、PC-DOS 5.0V 以上、NEC MS-DOS 5.00A 以上に対応する。
管理コンソールの対応ブラウザーはInternet Explorer 3.02以上、Netscape
Navigator4.0(Ver.4.5以上推奨)以上。