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住友金属システム開発、2D/3DのCADソフト『TURBOCAD v6シリーズ』を発売

1999年09月29日 00時00分更新

文● 編集部 寺林暖

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住友金属システム開発(株)は、同社の2D/3DのCADソフトの新バージョン『TURBOCAD v6シリーズ』を発売すると発表した。

TURBOCAD v6 Professional
TURBOCAD v6 Professional



TURBO CAD v6 Standard
TURBO CAD v6 Standard



TURBO Sketch v6TURBO Sketch v6



TURBOCAD v6シリーズは、米IMSI社が開発したもの。ハイエンドユーザー向け2D/3D CADソフト『TURBOCAD v6 Professional』、ローエンド向け2D/3D CADソフト『同Standard』、入門用2D CADソフト『TURBO Sketch v6』で構成される。3製品とも対応OSはWindows 95/98/NT4.0で、10月27日の発売を予定。価格はTURBOCAD v6 Professionalが7万8000円、同Standardが3万8000円、TURBO Sketch v6が1万2800円となっている。

教育機関や学生向けに、アカデミックプライス版も用意されており『TURBO CAD v6 Standard アカデミック版』が1万4800円、『TURBO Sketch v6 アカデミック版』が4800円となっている。販売目標は、TURBOCAD v6シリーズ合計で5万本を目指しているという。

同シリーズでは操作性を改善。Microsoft Officeライクなインターフェースと操作性を実現しているという。また、レイヤーのグループ化ができるほか、マウスの動きに合わせて点や線の位置を自動調整する“ドローイング・エイド機能”、図形を修正すると自動的に内部のハッチングを調整する“拡張ハッチング機能”などを搭載している。

TURBOCAD v6 Professionalと同Standardの両ソフトとも、米LightWorks社のレンダリングエンジンを採用。テクスチャーマッピング機能のほか、レイトレーシング/ラジオシティー機能により、反射光/透過光を使用した3D空間の作成ができる。対応するファイル形式はDWG/DXF/DWF/EPS/VRMLなど業界標準のファイル形式に加え、今バージョンからBMPファイルにも対応している。

さらに、TURBOCAD v6 ProfessionalではVisual Basic for Appicationsに対応したほか、米Spatial Technology社のソリッドモデリングエンジン“ACIS”を採用。3Dオブジェクトのエッジ処理や、重心などのエンジニアリング計算機能が搭載されている。

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