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コジマ、日本IBMの『ViaVoice』を利用した英会話学習ソフトを発表

1999年09月28日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)コジマは、日本アイ・ビー・エム(株)の音声認識ソフト『ViaVoice Millennium Edition 米国英語版』の音声認識技術を利用した“英会話・発音判定システム”を開発し、同システムを導入した英会話学習用ソフト『英会話・発音判定学習ソフト』を来春発売すると発表した。

英会話・発音判定システムは、学習者が実際に発音した英単語や英文が、外国人に正しく認識されるかどうかを判定できるというもの。自分が話す英語が外国人に通用するかどうかを自分自身で確認しながら英会話を学習できるという。

英会話・発音判定学習ソフトは、三省堂と東京書籍と協力して商品化するもので、三省堂と東京書籍がそれぞれ発行する中学校用の英語の教科書に添った内容となる。

『英会話・発音判定学習ソフト』サンプル画面
『英会話・発音判定学習ソフト』サンプル画面



英語の発音認識レベルを“初級”、“中級”、“上級”と設定できる。初級でも外国人に十分通じるレベルだという。例えば、教科書の新出単語を学習する場合、その単語を発音し、正しく認識されると、その単語が使われている教科書中の文章と、単語の意味や例文などが表示される。また、教科書中の主要なキーセンテンスの発音学習も可能。

同ソフトの企画/制作は、三省堂と東京書籍がそれぞれ担当し、製品はコジマが同社店舗および通販で独占販売する。ソフトの価格は未定。同社専務取締役の小島章利氏は、「多くの学生に使ってもらいたいので、価格設定についてはできるだけ努力したい」としている。

コジマの小島章利専務取締役  コジマの小島章利専務取締役

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