アイ・エス・エス・ジャパン(株)は24日、コンピューターソフトをオンライン配信でレンタルするサービス“INTERNET
SOFT SERVE”を開始したと発表した。これは、同社サイトに登録されたソフトウェアを利用時間に応じて課金するというレンタルサービス。このサービスは、同社代表取締役の増井雄一郎氏が平成8年('96年)に取得した特許権“コンピュータソフトレンタル方法”を活用したものだという。
現時点で登録されているソフトウェアは、52本のフリーソフトのみで、有料ソフトは登録されていない。
レンタル方法は、同社ウェブサイトから無料のレンタルソフト専用ツール“SRA”をユーザーがダウンロードし、続いて、SRAのメニューから利用したいソフトをダウンロードするというもの。入会金は無料。ダウンロードしたソフトは、SRAを起動してからでないと利用できないという。SRAはソフトの利用時間によって課金する。ソフトウェアのレンタル料金は登録するソフトウェアメーカーが決める(同社では1分間で50~100円を妥当としている)。
ソフトウェアメーカーにとってのメリットは流通経費を削減できることだという。なお、ソフトウェアの登録料は、登録手続き料の10万円と、ソフトウェアの圧縮後の容量が5MBにつき6000円となる(一般的なアプリでは、20~30万円程度)。
同社は、高額または販売が難しいソフトウェアやメンテナンスが不要なソフトウェアが最も同サービスに適しているという。