オムロンソフトウェア(株)は、LinuxとFreeBSDの両方に対応した和英-英和翻訳ソフト『翻訳魂』を11月5日に発売する。翻訳ソフトのLinuxとFreeBSDへの対応は、業界初という。これは、英語文献やマニュアルに触れることの多いLinuxやFreeBSDのユーザーの要望を受けたもので、29日から開催される『Linux
World Expo/Tokyo'99』にベータ版が出展される。また、この体験版を限定2000枚配布する予定という。
同製品では、Windowsユーザー向けのグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)が用意されているほか、Muleから利用できるクライアントとX
Window対応のアプリケーションとして利用できるクライアントの両方を用意する。いずれも和英・英和双方の翻訳が可能で、単語レベル、品詞レベルでの翻訳や、単語の辞書機能も備えている。
価格は1万5000円。対応ディストリビューションは、LASER5 Linux 6.0、Vine
Linux 1.1、TurboLinux 4.0、FreeBSD 2.2.8/3.2。