このページの本文へ

あなたのお宝見つかった? 物欲がもう止まらない!~第7回東京“ウィラブトーイ!”ショー開催

1999年09月27日 00時00分更新

文● 坂田恵

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

26日、池袋サンシャインシティー文化会館のDホールにて、第7回東京“ウィラブトーイ”ショー(東京トーイショー実行委員会主催)が開催された。扱うおもちゃのジャンルも海外キャラクター、フィギュア、アンティークトイ、テディベア、怪獣……など幅広く、マニアからおもちゃ好きなライトユーザーまでが楽しめる、おもちゃだけのフリーマーケット。ショップや、個人の愛好家、サークルなどが350テーブルに陣取って、思い思いのおもちゃを広げていた。

来場者も家族連れ、カップル、もちろんマニアな方々などさまざま……
来場者も家族連れ、カップル、もちろんマニアな方々などさまざま……



見逃せない輸入トイの目玉商品!

渋谷にショップのある“ZAAP!”のブースでは、女の子に人気のあるロドニーのぬいぐるみや、なんと3体で1500円の、レン&スティンピーの作家が連載しているコミック『スパムコ』の人形が目玉商品。また、KISSに続いてSPAWNのマクファーレン・トイズから発売された、オジー・オズボーンのフィギュアが1000円! 記者は即買っちゃいました。「こういったイベントでは、地方や遠くからもお客さんが来るので、いつもお店で1800円くらいで売っているものを1000円くらいで販売してるんです」とZAAP! の重松氏は語っていた。

これが3個1500円のSPUMCO(スパムコ)人形!これが3個1500円のSPUMCO(スパムコ)人形!



“企業モノ”も手軽に買えるぞ

おもちゃの中でも“企業モノ”と呼ばれる、各企業がノベルティーとして懸賞やキャンペーンで配るグッズも、ジャンルの1つとして人気が高い。“ビタミンハウス”のブースでは、古いものから新しいものまで企業モノがいっぱい。「最近では、あさひ銀行の『ミッフィ』のグッズや、NECの『バザールでござーるグッズ』などが人気ですね」とのこと。ビタミンハウスでは、お店などはなく個人でイベントのみに出店している。何となくもらったことのあるノベルティーが、こんな風に売られているのを見てびっくり!

あさひ銀行のミッフィの食器などが充実、ほかにも懐かしい企業キャラクターあり
あさひ銀行のミッフィの食器などが充実、ほかにも懐かしい企業キャラクターあり



定番のバービー、スターウォーズ

おもちゃの定番バービーやディズニーグッズを扱う“FAR-OUT”では、新旧のバービーを販売。ショップも東京・代官山にある。オススメは4500円のハロウィン限定のセットなど。また、エピソード1も公開され、グッズ人気もさらにアップしているスターウォーズグッズも、ジェダイ以前のグッズから新作グッズまで、多くのブースで販売していた。なかでも“マヒコ本舗”では、会場での販売以外に、詳細なカタログからの通販も受け付けていた。

FAR-OUT「30代~40代のお客さんが多いですね、最近は若い人も増えてますけど」FAR-OUT「30代~40代のお客さんが多いですね、最近は若い人も増えてますけど」



マヒコ本舗、会場で配布されていたカタログからハガキやFAXでの注文が可能。非売品ポスターなどもあり
マヒコ本舗、会場で配布されていたカタログからハガキやFAXでの注文が可能。非売品ポスターなどもあり



もちろんあります懐かし系グッズ

怪獣モノや、レトロなグッズを中心に販売していたのが“トーキョーロボット”。東京小岩にショップもある。「20代後半~30代のお客さんが多いですね、客層の違いに合わせて、ちょっと高めの年齢のお客さん向けに、もう1つの店舗“まんが宿”もやってます。人気があるのは、やっぱりソフビの怪獣とかですね」

リアルタイムで遊んでいた男の子にはたまらない、ソフビの怪獣たち!
リアルタイムで遊んでいた男の子にはたまらない、ソフビの怪獣たち!



こんな大物も売ってる、東芝の光速エスパーの置物4万円こんな大物も売ってる、東芝の光速エスパーの置物4万円



ネットショップのおもちゃ屋さんも営業中!

インターネット上では、おもちゃやキャラクターグッズのトレードをしたり、eBayなどのオークションサイトで落札したり、個人同士のやりとりが盛んだが、もちろんショップもある。今回のイベントでもネット上に店舗を開設しているところもあった。“懐古堂”もその1つ、店主の石田氏はウェブデザイナーをやっているが、ネット上で古いおもちゃを販売するショップも経営している。「日本の古いおもちゃを扱っていますが、特に海外からの利用が多いですね。それによって、海外の古いおもちゃも入手することができるんですよ」とのこと。そんな海外からの商品として、日本では最近復刻されてアニメにもなっているミクロマンがある。当時、海外で“MICRONAUTS(ミクロノーツ)”として放送されていたころの超レアなグッズを販売。

製品としては、国内で販売されていたものとほとんど同じだが、表記が“MICRONAUTS”となっている製品としては、国内で販売されていたものとほとんど同じだが、表記が“MICRONAUTS”となっている



左が1万5000円、右が5万円。もちろん箱もちゃんと付いている!左が1万5000円、右が5万円。もちろん箱もちゃんと付いている!



今回の東京“ウィラブトーイ!”ショー以外にも、入場料を支払って、お得でしかもレアなおもちゃを購入できるイベントは多い。マニアじゃなくても、デートやレジャー感覚で足を運んでみるのも楽しいだろう。かく言う記者も取材をしながら、オジー・オズボーンのフィギュア、映画『スクリーム』でお馴染みのゴーストの仮面、柔軟剤ファーファの白い熊のぬいぐるみ……など気づいた時には両手にしっかりと買い物袋を握っていた、トホホ。来週の日曜日、10月3日には、同様のイベント“スーパーフェスティバル”が開催される。東京ビッグサイトで、お宝を見つけるチャンスだ!

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン