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ミノルタ、270万画素相当のCCDを搭載したレンズ交換式一眼レフデジタルカメラ『Dimage RD 3000』を発表

1999年09月22日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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ミノルタ(株)は、270万画素相当のCCDを搭載したレンズ交換式一眼レフデジタルカメラ『Dimage RD 3000』を発表した。同社のAPS一眼レフ『VECTIS S-1』とほぼ同じデザインのボディーを採用し、“ミノルタ Vマウント”用の交換レンズを使用可能。汎用CCD2枚を使って画像合成させることで、コストを抑えながら高解像度を達成したという。10月21日発売で、価格は36万円(ボディーとアクセサリーキット含む)。また同時に、同マウント用交換レンズ『Vレンズ 17mm F3.5 RD』も発表した。

Dimage RD 3000はVECTIS S-1と同じデザインを受け継いでいるが、S-1と比べるとボタン類が多いぶん、“ごつい”印象を受ける
Dimage RD 3000はVECTIS S-1と同じデザインを受け継いでいるが、S-1と比べるとボタン類が多いぶん、“ごつい”印象を受ける


同社のレンズ交換式一眼レフデジタルカメラは、'95年の『RD-175』以来4年ぶり。新製品では全面的に機能を見直した上、価格も抑えたという(RD-175は68万円)。ユーザー層は報道、医療、建築といったプロとハイアマチュアを想定している。

撮像素子部分では“画面分割2板撮像システム”を採用し、1/2インチ150万画素プログレッシブCCD2枚を搭載。同システムは、光学系の最終部分にハーフミラーを配置し、入射した光を2つに分割。光軸に対し垂直に置かれたCCDと、ボディー底部に配置したCCDにそれぞれ結像させ、2つの画像をボディー内で合成する、というもの。これにより、汎用で比較的安価な1/2インチCCDを使用しながら270万画素の高解像度を達成した上、価格を抑えることにも成功したという。記録画素数は1984×1360ピクセル。感度はISO200相当だが、“ゲインアップモード”時にはISO800相当に増感できる。

ボディーデザインは同社のAPS一眼レフ『VECTIS S-1』とほぼ同じで、外装にはマグネシウム合金を採用。サイズは幅150×奥行き117×高さ101mmで、重さは約1kg(電池、レンズ、記録メディア含まず)。レンズ交換式一眼レフデジタルカメラとしては最小、最軽量クラスとなっている。

レンズマウントに同社のAPS一眼レフ用“ミノルタ Vマウント”を採用したため、すでに発売されている同マウント用交換レンズを使用可能。新発表のレンズにより、35mmカメラ換算で26~616mm相当の画角をカバーしている。

シャッターはCCD電子制御シャッターと機械式フォーカルプレーンシャッターの併用方式で、速度は1/2000~30秒。測光方式は“14分割ハニカムパターン測光”を搭載し、露出モードはプログラム、絞り優先、シャッタースピード優先の各オートとマニュアルの計4モード。1/2ステップで+/-3EVまでの露出補正も備えた。ホワイトバランスはオートのほか、マニュアル設定もできる。

オートフォーカスは一眼レフで通常使われるTTL位相差検出方式。一度ピントを合わせたらレリーズボタン半押しでロックされる“ワンショット”モードと、AF作動中は常にピントを合わせ続ける“コンティニュアス”モードがあり、被写体の動きによって自動的に切り替わる。オートフォーカス/マニュアルフォーカスはレンズ側で切り替える。連写は秒間約1.5コマ、最大5枚まで可能となっている。

光学ファインダーは倍率0.8倍、視野率約95パーセントで視度調節機構付き。5.1cm低温ポリシリコンTFTカラー液晶ディスプレーを備えている。

フラッシュは内蔵していないが、ホットシューを装備しているため同社一眼レフ用フラッシュをそのまま使用でき、外部シンクロ端子も備えている。同調スピードは最高1/125秒。

記録メディアはコンパクトフラッシュ(Type I/II)で、日本アイ・ビー・エム(株)の『マイクロドライブ』に対応。画像ファイル形式はExif2.0(JPEG、TIFF)。撮影枚数は、30MBカード使用時で、“SUPER FINE(TIFF)”で3コマ、“FINE(JPEG)”で17コマ、“STD.(同)”で33コマ、“ECON.”で52コマ。

パソコンとの接続に、SCSI端子(50ピン)を装備。NTSC方式のビデオ出力端子も備えた。

電源には単3型電池4本を使用。ニッカド充電池と、付属のニッケル水素充電池も利用できる。また専用ACアダプターも同梱される。

発売予定日は10月21日。価格はACアダプター、ビデオケーブル、CD-ROM、ストラップ、ニッケル水素充電池と充電器、アイピースキャップが付属して36万円。これにレンズ4本(22-80ミリF4-5.6、80-240ミリF4.5-5.6、マクロ50ミリF3.5、新発表の17ミリF3.5)とフラッシュが付属する“システムパッケージ”を500セット限定で同時発売する。価格は49万5000円。

『Vレンズ 17mm F3.5 RD』  『Vレンズ 17mm F3.5 RD』


また、Vマウント用新レンズ『Vレンズ 17mm F3.5 RD』も発表された。レンズ構成は非球面1面を含む9群11枚で、35mm換算で26mmの画角を持つ。最短撮影距離は26cm。円形絞りを採用している。フィルター径は62mm。サイズは直径67.5×長さ72mm、重さ310g。価格は10万円。単品での発売は来春を予定し、当初はDimage RD 3000との限定セット販売のみとなる。

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