(株)アジェンダは、日本アイ・ビー・エム(株)のViaVoiceに対応した家計簿ソフト『やりくり上手2000』と『ぱぱっと家計ノート2000』を、それぞれ11月5日に発売する。『やりくり上手』は、『ぱぱっと家計ノート』の家計簿機能に、宛名書きやカレンダー作成の機能を加えたもの。これらは同社の『宛名職人2000』に次ぐ音声認識対応ソフト第2弾となる。
『やりくり上手2000』 |
『ぱぱっと家計ノート2000』 |
両製品は、日本IBMの『ViaVoice98
日本語版』の音声認識エンジンである『ViaVoice98 日本語版
ナビゲーション・ランタイム』を標準搭載している。これによって、ユーザーはマイクに向かって費目や金額を話すだけで、家計簿にデータを入力できる。
両製品とも従来製品のバージョンアップ版だが、家計簿ソフトとして音声認識機能がついたのは日本で初めてという。マイクを使って「たまねぎ、198円」などと話すと、費目や価格が項目別に入力される。入力方法は、きっちり1円単位まで入力する“スーパーレシート入力”や、大体の値段で入力する“ワンタッチ入力”などが選択できる。面倒な月末の集計もワンクリックで行なえ、それをグラフで表示することも可能だ。
そのほか、総合収支を分析する“家計分析”や、住宅ローンの計算をシュミレートする機能を持つ。また、家族にデータを見られないようパスワードを登録できる“へそくり”メニューも用意されている。
価格は、『やりくり上手2000』が6800円、同マイクロフォン付が8800円。『ぱぱっと家計ノート2000』が4800円、同マイクロフォン付が6800円となっている。対応OSは、Windows
95/98/NT4.0。12月31日までに『Ver.3.0』を購入した場合には、無償で『2000』へのアップグレードが可能だ。また発売を記念して、両製品それぞれに、辻クッキングスクール監修の料理ソフト『お料理上手
基本システム』と『レシピ集4 お菓子・デザート編』(合計8000円相当)を添付するキャンペーンが行なわれる。