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キヤノン、レーザープリンター3機種を発表

1999年09月20日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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キヤノン(株)とキヤノン販売(株)は、コンシューマー・SOHO向けA4モノクロレーザープリンター『キヤノン レーザショット LBP-350』、『キヤノン レーザショット LBP-250』と、企業向けのA3カラーレーザープリンター『キヤノン レーザショット LBP-2260』を発表した。LBP-350は7万9800円、LBP-250は5万9800円で、10月初旬に発売する。LBP-2260は59万8000円で、9月27日に発売予定。

キヤノン レーザショット LBP-350
キヤノン レーザショット LBP-350



キヤノン レーザショット LBP-250
キヤノン レーザショット LBP-250



LBP-350とLBP-250は、600dpiの印字解像度を持ち、A4サイズで毎分8枚の印刷が可能。プリント解像度は2400dpi相当×600dpi(ファインイメージモード)。用紙サイズはA4、B5、A5、官製はがき、官製往復はがきなどに対応し、給紙トレーは普通紙で最大125枚、はがき約45枚まで差し込める。

LBP-350は、パラレルポートのほかUSBによる接続も可能(ケーブルはオプション)。インテル(株)の32bit RISC CPU『i960JA』を搭載し、2MBのメモリーを内蔵している(オプションで16MBまで増設可能)。Windows 95/98/NT 4.0のほか、Macintosh用ドライバーも同梱。またプリントサーバー『NetHawk N-300』(11月発売予定、価格1万9800円)を使用してTCP/IP、IPX/SPXといったプロトコルのネットワーク接続にも対応する。“平成明朝体”“平成角ゴシック”、欧文フォントも内蔵した。サイズは幅345×奥行き312×高さ267mm、重さ約6.7kg。

LBP-250は、パラレルポートのみ装備しているが、オプションのUSB-パラレル変換ケーブル(9000円)を使ってUSB接続も可能となっている。また新開発のWindows 95/98/NT 4.0用ドライバー『CAPT』を同梱。32bit化により、転送速度などパフォーマンスが向上したという。サイズは幅345×奥行き312×高さ266mm、重さ約6.6kg。

キヤノン レーザショット LBP-2260
キヤノン レーザショット LBP-2260



LBP-2260は、600dpiの印字解像度を持ち、印刷速度はA4普通紙のモノクロで最大毎分24枚、カラーで毎分6枚となっている。また“オイルレス定着エンジン”とマイクロカプセル構造のトナーを採用し、従来のレーザープリンターに特有だった、カラープリントのギラつきや粒状感を抑えた印刷が可能という。ドット間の濃度変化を滑らかにする独自技術“CSST(Color Super Smoothing Technology)”を採用し、画像印刷時には2400dpi相当×600dpi、各色256階調・1670万色のフルカラー印刷が可能にしている。CPUにはインテルの32bit RISC CPU『i960HD(66MHz)』を採用した。

インターフェースはパラレルポートのほか、内蔵型プリントサーバー(オプション『NB3F』7万8000円など)により、TCP/IP、NetBEUIなどマルチプロトコル環境のネットワーク接続にも対応する。さらにオプションで2.1GBの内蔵HDDが用意され、印刷ジョブの保存も可能となっている。サイズは幅566×奥行き685×高さ754mm、重さ約83kgとなっている。

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