デルコンピュータ(株)は、ノート型パソコン“Inspiron 7500”シリーズを本日発売した。このシリーズには、同じく本日インテル(株)が発売したモバイルCeleron-466MHz/433MHzを搭載したモデルも用意されている。
“Inspiron 7500”シリーズ。外見は“Inspiron 7000”と全く同じだ
同シリーズは、ハイエンドノートパソコン“Inspiron 7000”の後続シリーズで、デスクトップ並みの機能と拡張性を備えているという。CPUにIntel
Mobile Pentium II-400MHzもしくはモバイルCeleron-466MHz/433MHzを搭載、SXGA+(1400×1050ドット/約26万色)対応の15インチTFT液晶ディスプレーを標準装備する。
また、メモリースロットが2個用意されており、ベースモデルでは32MBだが、SDRAMでは最大256MB
SODIMM(後日対応)まで拡張が可能になっている。HDDも標準装備は4.5GB~25GBだが、“MegaBay”と“コンボメディアベイ”にオプションのハードディスクを増設することで、75GBまで拡張できる。“MegaBay”にはプライマリバッテリーやZipドライブを、“コンボメディアベイ”にはFDDドライブやDVDドライブを差しこむことが可能だ。
この“MegaBay”とは、マザーボード上にIDEコネクターを追加して他のメディアベイの接続を可能にしたもので、本体前面右に位置する(プライマリバッテリーの接続にはIDEコネクターは不要)。コンボメディアベイは本体左側に位置する。また、電源を落とさずにベイのスワップが可能なBayManager機能を持つ(後日対応)。
価格は、Mobile Intel Celeron-466MHz/433MHz、メモリー64MB、HDD4.8GB、24倍速CD-ROMドライブを搭載する構成で、29万9800円。Intel
Mobile Pentium II-400MHz、メモリー128MB、HDD10GB、4倍速DVD-ROM/FD一体型ドライブを搭載する構成では、41万3800円となっている。重量は4.03kg、サイズは前シリーズとほぼ同じで、幅327.7×奥行き266.7×高さ63.5mm。OSは、Windows
98 Second Edition
またはWindows NT4.0 。
同社は、このシリーズではデスクトップパソコンとほぼ同様の環境が得られるため、マルチメディアを頻繁に利用する個人や企業、グラフィック関係者を対象にしているという。