エイリアス・ウェーブフロント(株)は、業務用3Dアニメーションソフトウェア『Maya
2.5』を発表した。3Dモデルの詳細部分を彩色、アニメーションできる技術“Maya
Paint Effects”を搭載することが特徴。そのほか、新しいポリゴンモデリングツールやエフェクトブラシ、タッチブラシを搭載する。Pentium
III XeonのSSE(Streaming SIMD Extension)にも対応。対応OSはWindows NTおよびIRIX。出荷開始は今年秋を予定している。価格は、『Maya
Complete 2.5』が1ライセンス99万8000円から。
また、同社はMaya Complete 2.5のサブセットとして『Maya Builder』を発表した。Maya
Builderは、Maya Completeの“モデリング・ツール”と“テクスチャ・ツール”、“Maya
API”をサポートした製品。Maya Builderで作成したコンテンツは、Maya
CompleteおよびMaya Unlimitedのどちらでもシームレスに読み込める。製品の出荷はMaya
2.5と同様に今年の秋を予定しており、価格は39万円。
なお、同社の発表によると、カナダのエイリアス・ウェーブフロント社は13日(現地時間)、Linux版の『Maya
Batch Renderer』と『Maya Composer Renderer』を発表した。日本国内における価格は、それぞれ31万2000円と45万円。Maya
Composer Rendererの出荷時期は未定、Maya Batch Rendererはすでに出荷を開始している。