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【WORLD PC EXPO '99レポート Vol.26】PHSか携帯電話か? 欲張り派の悩みを解消するモバイル関連ツールたち

1999年09月13日 00時00分更新

文● 服部貴美子

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通信速度の速いPHSと、自動車の中などでも通話が可能な携帯電話。モバイラーたちの中には、この一長一短の特徴をもつ両者のどちらを使うべきかで、悩んでいる人も多いことだろう。そんな悩みを解消する新製品たちが、各ブースで人気を集めていた。

通信速度の速いPHSと、自動車の中などでも通話が可能な携帯電話。モバイラーたちの中には、この一長一短の特徴をもつ両者のどちらを使うべきかで、悩んでいる人も多いことだろう。そんな悩みを解消する新製品たちが、各ブースで人気を集めていた。

新しいコミパルは、PHSでの接続も可能に

シャープのコミュニケーションパルの新モデル『MT-300』は、接続できる電話機を携帯電話のみから、PHSやDoccimo対応機にも拡大させた(別売でケーブルが必要)。発売は21日。価格はMT-200と同じ3万8800円。電源オフ時でも、本体に備えたメール受信専用ボタンを押すだけで、インターネット接続、メール受信、切断までを自動で実行する“ワンタッチ受信”、メール送信時と同時に携帯電話/PHSや会社のアドレスに“メールを送りました”というショートメールを送ることができる“お知らせメール”や、メル友の多いユーザーのためのフォルダ仕分け機能、“メルパルBOX”など、メール機能が強化されており、旧機種同様に女性ユーザーに照準を合わせているようだ。



女性が日常使う化粧用コンパクトを意識した外観デザインを採用したという。本体色は、“プラチナシルバー”“ハニーオレンジ”の2色があり、UVコーティング処理を施された上ぶたがついているため、ハンドバックの中に直接入れても、傷がつきにくいとい
女性が日常使う化粧用コンパクトを意識した外観デザインを採用したという。本体色は、“プラチナシルバー”“ハニーオレンジ”の2色があり、UVコーティング処理を施された上ぶたがついているため、ハンドバックの中に直接入れても、傷がつきにくいとい



NTTドコモからは、マルチカードが2種類

NTTドコモのモバイルカード『Mobile Card P-in』は、携帯電話もケーブル接続できるPHS一体型PCカード。パソコンに挿入したままでも持ち運びできるコンパクトなサイズ(重さは約50g)で、本体そのものにPHSとしての電話番号が割り当てられるため、買ったその日からインターネット接続ができる。電源はパソコン本体からとるため、アダプター類などは必要なし。現在地認識サービスの“いまどこサービス”にも対応(契約は別途必要)している、1台で何役もこなす便利な商品だ。

すでに携帯やPHSを複数台もっており、パソコンとの接続のたびにカードを変えるのが面倒という人のために発売されているのが、『モバイルカード デュオ』である。64/32Kデータ通信に対応しており携帯電話、Doccimo、PHSの接続機種を自動認識。FAX通信や、10円メールにも対応している。

これが、『P-in』を装着した状態。イヤホンマイクおよび専用ダイヤラーソフトをパソコン等で使用することにより音声通話も可能だ
これが、『P-in』を装着した状態。イヤホンマイクおよび専用ダイヤラーソフトをパソコン等で使用することにより音声通話も可能だ



『モバイルカード デュオ』は、定価1万4800円。電源は、パソコン等のスロットから供給される
『モバイルカード デュオ』は、定価1万4800円。電源は、パソコン等のスロットから供給される

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