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コンパック、直販システム向けデスクトップに8万円を切る低価格モデルを追加--Celeron-500MHz/PentiumIII-600MHz搭載の新モデルも発表

1999年09月10日 00時00分更新

文● 編集部 寺林暖

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コンパックコンピュータ(株)は9日、同社の企業向け注文仕様生産(CTO=Configure To Order)対応パソコンのマイクロタワー型エントリー向け製品『プロシグニア デスクトップ320シリーズ』に、低価格モデルである『6433C』および、Celeron-500MHz搭載の『6500C』の発売を開始したと発表した。また、ミニタワー型ハイエンド向け製品である『プロシグニア デスクトップ330シリーズ』には、Pentium III-600MHzを搭載した新モデル『6600』を追加。本日から発売を開始している。

6433CはCPUにCeleron-433MHzを搭載。CTO方式を採用しているため、価格は仕様により異なる。最小構成モデルは、64MBのメモリー(SDRAM)、Ultra ATA対応の4.3GB HDD、CD-ROMドライブ(最大32倍速)、グラフィックスアクセラレーターとしてカナダのATIテクノロジーズ社製 RAGE PRO(4MBのVRAM)を搭載。価格は7万9800円となっている。15インチCRTディスプレーとのセットモデルは9万9800円。同社は、6433Cを価格重視型ユーザー向け戦略商品とし、マーケットシェア拡大につなげるという。

『320シリーズ』はマイクロタワー型のボディーをもち、省スペース化を図っている(写真は15インチCRTディスプレーとのセットモデル)
『320シリーズ』はマイクロタワー型のボディーをもち、省スペース化を図っている(写真は15インチCRTディスプレーとのセットモデル)



『330シリーズ』は縦・横共用型の筐体を採用し、タワー型としてもデスクトップ型として利用が可能(写真は17インチCRTディスプレーとのセットモデル)
『330シリーズ』は縦・横共用型の筐体を採用し、タワー型としてもデスクトップ型として利用が可能(写真は17インチCRTディスプレーとのセットモデル)



6500Cおよび6600もCTO方式を採用。6500Cの推奨構成モデル(64MBのSDRAMメモリー、Ultra ATA対応の4.3GB HDD、最大32倍速のCD-ROMドライブ、ATI RAGE PRO(4MB)、17インチCRTディスプレー付属)の価格は11万2800円。6600の推奨構成モデル(128MBのSDRAMメモリー、Ultra ATA対応13.5GB HDD、最大52倍速のCD-ROMドライブ、米ダイアモンド社製 TNT2 Ultra(32MBのVRAM)グラフィックスアクセラレーター、10/100BASE-Tネットワークカード、17インチCRTディスプレー付属)の価格は25万800円となっている。

上記の3モデルはすべて24時間年中無休の電話によるサポート、3年間パーツ無償保証(1年間のオンサイトサービス)が付属するという。

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