日本オラクル(株)は、インターネット対応管理会計ツール『Oracle
Financial Analyzer Release 6.2.1』を17日に出荷する。これはERPソフト『Oracle
Applications』と連携して使用するもの。
同製品は、予算作成、経営分析、計画作成などの管理会計業務を処理するオンライン分析(OLAP)ツール。同製品はインターネットに対応しているため、通常のウェブブラウザー上で経営分析を行なうことが可能。
同製品は基幹システム『Oracle Applications』の一般会計モジュールに蓄積されているデータを集計し、時系列的に格納された実績・予算・組織体系を参照することで、シミュレーションや分析を反映させながら予算策定を行なえるというもの。また、Oracle
Applicationsの機能を使用することで、ROA(総資産利益率)などの財務指標や床面積当たり売上率のような非会計データを併せた経営指標の設定も行なえるという。
OSはWindows NT Server 4.0、Solaris 2.5/2.5.1/2.6、HP-UX 11、AIX
4.2.1/4.3.0/4.3.1/4.3.2に対応。Oracle ApplicationsのバージョンはRelease 10.7/11に対応している。価格はモジュールライセンスが250万円で、ユーザーライセンスは1名追加につき25万円。別途Oracle
OLAP Serverが必要となる。