アビッドジャパン(株)の発表によると、カナダのSoftimage社は、ILM(Industrial
Light & Magic)と従来から結んでいた戦略的関係を更改し、21世紀まで継続する方針であることを発表した。
ILMは米Lucas Digital社の特撮部門であり、キャラクターアニメーションの作成やモデリング、ペインティングに、『Softimage
3D』や『Softimage Matador』などSoftimage製のソフトを利用している。今回の発表により、ILMはSoftimage製ツールを継続して採用していくことになる。
また、同社は、Softimageが米MathEngine社と共同で、物理シミュレーションツールの共発およびマーケティン活動を展開していくと発表した。この物理シミュレーションツールは、主にゲーム開発者を対象とするソフトで、まずはSoftimage
3Dのプラグインとして登場する予定で、将来的には家庭用ゲーム機の乱タイムコンポーネントとして提供することも計画しているという。
同社はまた、『Softimage 3D v3.8 SP2』をこの飽きに出荷すると発表した。Softimage
3D v3.8 SP2は、3Dモデリングとアニメーション、レンダリングを行なうソフトウェアツール。同社と保守契約を締結しているユーザーを対象に無償で提供する予定。