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コンピュータ・アソシエイツとアズジェントが共同で、企業のセキュリティ支援を行なう専門のセンターを設立

1999年09月03日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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コンピュータ・アソシエイツ(株)と(株)アズジェントは共同で“CAセキュリティ・ソリューション・センター”を設立したと発表した。

同センターでは、コンピュータ・アソシエイツのセキュリティ製品『SessionWall-3』、および『AutoSecure』の2製品について、導入の際のコンサルティングや技術サポート、教育プログラムといったサービスを提供する。リセラー向けにトレーニングを行ない、2製品に関する知識を身に付けてもらうほか、エンドユーザー向けの製品に関するセミナー、テクニカルサポート、製品の販売促進のためのプランニングなどを行なうという。同センターの業務は20日に開始する。

コンピュータ・アソシエイツのチャネル営業本部アジア統括本部長であるAlex Jiang(アレックス・ジャン)氏は、「ご存知のように、EC市場はこれからさらに重要性を増していくだろう。ECで成功するためには、特にセキュリティ機能が必要だ。インターネット上で取引を行なう際に、セキュリティインフラを持っていなければ、外部からの不法アクセスなどにより取引が失敗し、会社が1日でつぶれてしまう可能性もある。日本市場にセキュリティソリューションを提供するため、CAセンターを設立する」と説明した。

チャネル営業本部アジア統括本部長のAlex Jiang氏チャネル営業本部アジア統括本部長のAlex Jiang氏



また、なぜ、パートナーにアズジェントを選んだかについて、「セキュリティ製品を企業に売り込むには、その企業がセキュリティポリシーを持っていることが必要だが、日本のほとんどの企業がまだそのポリシーを持っていない。まず、ポリシーを持ってもらうために、コンサルティングを行なわなければならない。さらに、セキュリティに関する教育や技術サポートも行なう必要がある。そこで、これらの分野で最も長けているアズジェントをパートナーに選んだ」としている。

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