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任天堂、次世代ゲームボーイの概要を明らかに

1999年09月03日 00時00分更新

文● 編集部 中野潔

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任天堂は、携帯ゲーム機である『ゲームボーイ』の次世代機、『ゲームボーイ アドバンス』の概要を明らかにした。発売は、2000年8月である。

『ゲームボーイ アドバンス』は、英国ARM社のアーキテクチャーに沿ったRISC CPUを搭載。表示には、240×160ドットの、反射型のTFTカラー液晶を採用した。同時に6万5000色が表示できる。

『ゲームボーイ アドバンス』の特徴として任天堂は、通信機能を強調している。携帯電話あるいはPHSを介して、インターネットと接続できる。これにより、遠隔の相手とチャットしながら、対戦ゲームを楽しむことができる。さらに、オプションの専用デジタルカメラを装着すると、相手の顔を見ながらゲームするといった芸当も可能になる。

なお、この新マシン用のソフトを開発するなどを目的とした新会社を、任天堂とコナミとが半々の出資で設立する。社名は、モバイル21株式会社で、資本金は3億円、時期が10月中旬。モバイル21は、2000年4月に発売される『ゲームボーイカラー』と携帯電話、PHSとをつなぐアダプターを使ったゲーム、任天堂と松下電器とが共同開発する次世代ゲーム機『ドルフィン(仮称)』用ゲーム、そして、『ゲームボーイ アドバンス』用ゲームなどを手掛ける。

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