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インテック、データウェアハウス事業を強化

1999年08月31日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)インテックは31日、データウェアハウス事業の強化を図るため、米Sagent Technology社(以下セイジェント社)と販売代理店契約を締結し、セイジェント社のデータウェアハウスツール『The Sagent Solution(セイジェント・ソリューション)』の販売および同製品をベースとした“データウェアハウス・ソリューション・サービス”の提供を9月に開始すると発表した。

“データウェアハウス・ソリューション・サービス”は、『The Sagent Solution』などのデータウェアハウスツールをベースに、ユーザーへのコンサルテーションや導入支援などの付加価値サービスを通じて、データウェアハウス・システムを構築するもの。同社では金融、通信および流通など各業界に提供する予定。

『The Sagent Solution』は、基幹系システムからのデータの抽出・加工・転送から、OLAP(online analytical processing)によるオンライン分析まで、一貫したデータマート環境を提供する、統合的なデータウェアハウスツール。

従来のデータウェアハウスシステムは、機能別に特化したデータウェアハウスツールを組み合わせて構築するのが一般的とされているが、その場合ツール間の連携性・運用性などに問題が生じる場合がある。同製品は統合型製品であるため、これらの問題をすべて解決するという。また、分析者数が数百・数千以上といった大規模データウェアハウスシステム構築では必須のインターネット対応(ウェブ対応)を前提としている。セイジェント社製品の各コンポーネントを効果的に組み合わせることにより、多種多様な切り口で分析した複雑な帳票を作成することができるという。すでに米国では、オラクル社などへのOEM販売を含め500社以上に導入されているという。

『The Sagent Solution』の価格は約700万円からで、付加価値サービスやハードウェアの提供などを含め、同製品に関連した目標売上高を初年度5億円としている。<credit>

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