このページの本文へ

メルコ、IEEE1394インターフェースカード2製品を発表

1999年08月27日 00時00分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)メルコは26日、“IEEE1394”規格に対応したインターフェースカード2製品を発表した。PCIバス用の『IFC-ILP/DV』とCardBus対応の『IFC-ILCB/DV』で、ビデオ編集ツールを同梱する。価格はどちらも2万4800円で、9月上旬に発売する予定。また、同社の10/100MLANカード『LPC3-TX』の交換部品として100BASE-TXメディアカプラ『ET-MCX3』を9月上旬に1980円で発売する。

『IFC-ILP/DV』
『IFC-ILP/DV』



IEEE1394は、転送速度が100/200/400Mbps、接続ノード数が1バスで最大63個、ホットプラグ対応による電源投入時のケーブルの抜き差し可能、プラグ&プレイ機能などの仕様を備えたインターフェース。ソニーの“i.LINK”(DV端子として動画の取り込みに利用)やMacintoshの“FireWire”などで採用されているが、現状ではUSBインターフェースに比べて普及率で伸び悩んでいるという。

『IFC-ILCB/DV』
『IFC-ILCB/DV』



同社では、IEEE1394の普及を目指しており、今回の製品では、大容量データの高速転送が可能なIEEE1394の特性を活かせるように、ビデオ編集ツールを同梱したという。将来的には、MPEG-2エンコーダーボードとの併用により、DVDビデオ編集なども視野に入れた製品の提供を考えているという。

『IFC-ILP/DV』は、IEEE1394a Version 2.0に準拠し、データ転送速度は100/200/400Mbps。ポート数は3ポート(6ピン)、対応接続方式は、ツリー型(1つのバス環境で最大63個)、デイジーチェーン型(最大16台まで増設可能)、スター型が可能。電源電圧は5/12Vで、サイズは、幅134×奥行き19×高さ121mmm。電源要求型IEEE1394対応ストレージ機器の場合、ACコンセントなしでストレージ機器の使用が可能。対応機種は、PC98-NX、DOS/V(OADG仕様)対応のPCI(Ver2.1以降)バス搭載パソコンで、対応OSはWindows 98 Second Edition。

『IFC-ILCB/DV』は、IEEE1394a Version 2.0に準拠し、データ転送速度は100/200/400Mbps。ポート数は2ポート(2ピン)、対応接続方式は、ツリー型(1つのバス環境で最大63個)、デイジーチェーン型(最大16台まで増設可能)、スター型が可能。電源電圧は、3.3V、サイズは幅54×奥行き5×高さ85.6mm。対応機種はCardBus搭載のPC/AT互換機で、対応OSはWindows 98 Second Edition。

『ET-MCX3』
『ET-MCX3』

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン