ソニー(株)は、デザインを一新したサイバーショットの高級モデル『DSC-F505K』を9月下旬より発売する。DSC-F505Kは、211万画素のCCDと、カールツァイス製のレンズを採用している。CCDに入射する光のロス分を最小化することで、ノイズの低減と、感度を向上できる“Super
HAD CCD Technology”を取り入れている。
レンズ部は回転式で、5倍の光学ズームレンズを搭載している。独自の信号処理を施した画像補間技術により、画像データを最大10倍まで連続的にズームミングできる。また、拡大した画像をトリミングして、そのままファイルとして本体のメモリーに保存できる。
フラッシュはレンズ部とともに可動する。絞りやシャッター速度などのデータから撮影状況を判断し、露出を自動的に制御する“インテリジェントフラッシュ機能”を備えているため、逆光や至近距離での撮影時にも適正露出が得られる。
そのほか、音声付きの動画を記録できるMPEGムービー/ボイスメモ機能や、4種類の画像エフェクト機能、6モードのプログラムAE機能、AV出力(NTSC/PAL変換)も装備している。
画像データは本体のUSB端子から、専用の接続キット(価格9800円)を利用してパソコンに転送できる。オプションとしてメモリースティック用のフロッピーディスクアダプターやPCカードアダプターもある。
本体は軽量で堅固なマグネシウムボディを採用。バッテリーはスタミナリチウム電池を使用し、1100枚まで撮影できる。外形W107.2×D135.9×H62.2mm、重量475g。価格は約13万円を予定。
211万画素のCCDと、カールツァイス製のレンズを採用したサイバーショットの高級モデル『DSC-F505K』 |
≪編集部 井上猛雄≫
・ソニー
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