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インクリメントP、携帯電話メモリ編集ソフト『ケータイ・エディ2』を発表

1999年08月23日 00時00分更新

文● 編集部 三浦和也

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携帯電話のダイヤルメモリをパソコン上で編集できるインクリメントP(株)の『ケータイ・エディ』が『ケータイ・エディ2』としてバージョンアップする。発売は10月1日の予定。採用される新機能は大きく分けて、文字メッセージサービスへの対応、地図ソフトとの連携、着信メロディ編集機能の3つ。

まず、文字メッセージサービス(ショートメールやスカイウォーカーなど)対応。携帯電話、PHS、ポケベルの各キャリアが行なっている主要な文字メッセージサービスにパソコンからメッセージを送ることができる。ひとつのメッセージを異なるキャリアに一斉送信する場合でも、自動的にそれぞれの方式に対応させて送信する。

同社の地図ソフト『MapFanIV』と連携してメモリダイヤルデータに地図情報まで追加できる。また、ソフトに付属する約5万件の店舗や施設などのデータの約8割には電話番号、住所データのほかに地図情報も含まれているので『MapFanIV』や緯度経度入力機能がある地図ソフト、地図サイト、カーナビゲーションシステムなどで場所の確認ができる。

着信メロディにも対応した。自分で作曲したメロディを携帯電話に登録できる(付属ケーブルで転送できる機種は限られる)。さらにMIDIファイルを着信メロディに変換すること、他キャリアへの入力パターンに変換することも可能。

その他、前バージョンからさらに強化される機能として、iモード、cdmaOneへの対応(別売りの変換アダプタが必要)、メモリダイヤルデータの重複チェック機能や選択転送機能の追加、筆まめVer.9/10、宛名職人 Ver.98/2000、はがきスタジオ2、筆ぐるめVer.6.0、Notes4.5/4.6、Organizer2000、システム手帳職人2.0などの住所録をCSV形式のデータに変換することなく直接読み込めるようになった。

「携帯電話の“電話をかける”という機能以外、ほぼすべて編集(Edit)できます。今までの単なる「メモリダイヤル編集ソフト」の域をはるかに超えました」(インクリメントP広報)としている。

なお、この『ケータイ・エディ2』に使われる携帯電話通信プログラムは、同じく10月に発売される『筆まめVer.10』((株)クレオ)にも搭載され、テレリンク機能としてメモリダイヤルの編集が可能になる。

対応OS
Microsoft Windows 95/98/NT4.0日本語版(USBパッケージはWindows 98のみに対応)
Macintosh版は現在開発中。年内発売の予定。

ケータイ・エディ2 シリアルパッケージ
予定価格:6800円

ケータイ・エディ2 USBパッケージ
予定価格:8800円

ケータイ・エディ2 アップグレードパッケージ
予定価格:3800円
(ケーブルは付属しない)

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