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トレンドマイクロ、スプリントとウイルス対策サービスで提携

1999年08月18日 00時00分更新

文● 編集部 寺林暖

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トレンドマイクロ(株)は17日、米通信会社大手のスプリント(Sprint)社とインターネットゲートウェイ用ウイルス対策製品『InterScan VirusWall』の技術提供に関する業務提携を発表した。提供を受けたスプリント社は、企業顧客向けに24時間のウイルス監視・管理サービスを開始する。

今回の提携により、トレンドマイクロ社はパターンファイルや検索エンジンの更新、24時間の緊急対応体制をスプリント社に提供。スプリント社のセキュリティー専門チームはインターネットゲートウェイでのウイルス検索を行ない、企業のウイルス状況を24時間リモート管理・監視する。顧客のセキュリティーに問題が生じた場合は、緊急対策を行なう。この検索サービスは'99年第3四半期末から、Windows NTとSun Solarisプラットフォームでの提供が予定されている。

トレンドマイクロ社CEO兼代表取締役社長のスティーブ・チャン氏は「当社の優秀なウイルス検索技術がスプリント社のセキュリティーサービスの専門技術と融合することにより、企業はネットワークセキュリティの重要部分を、特別に訓練された専門家にアウトソーシングすることができる」という。

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