日本ヒューレット・パッカード(株)は6日、Jリーグに所属する、横浜F.マリノス(マリノス)のオフィシャルサプライヤーとなったことを発表した。マリノスは、全日空スポーツ(株)(元横浜フリューゲルス)と日産フットボールクラブ(株)(元横浜マリノス)が'99年2月1日に合併してできたチーム。日本HPは、マリノスに対して、HP製のコンピューター機器の提供を中心としたサポートを提供する。
日本HPの寺澤正雄社長 |
横浜マリノスの高坂弘己社長 |
これは、マリノスを運営する横浜マリノス(株)と日本HPが共同で記者会見を開催し、発表したもの。会見は、マリノスがセカンドステージの開幕戦を戦う横浜国際総合競技場で行なわれた。ちなみにこの競技場は、韓国と日本が共同開催する2002年ワールドカップの決勝戦会場となることが、本日決定している。
オフィシャルサプライヤーとなったことで、日本HPは今後、マリノスに対して、ハードウェアの提供や、ネットワークインフラの構築などのサポートを提供する。ハードウェアとしては、サーバー『HP
NetServer』、デスクトップパソコン『HP Vectra』、ハンドヘルドパソコン『HP
Jornada』、カラーインクジェットプリンター『HP DeskJet』の提供を予定している。
横浜マリノスの高坂弘己社長は、「かねてからコンピューターメーカーにサプライヤーとして協力してほしいと思っていた。世界第2位というポジションを確保している日本HPがサプライヤーとしてサポートしてくれるのは、非常に心強い。セカンドステージ躍進の原動力となってくれるはずだ」とコメントした。
日本HPの寺澤正雄社長は「プロサッカーチームのサプライヤーとなったのは、日本HPとしては今回が初めてだ。しかし、米HPでは、'98年のフランスワールドカップのオフィシャルサプライヤーとして大会運営に貢献したという実績がある。個人的にもマリノスファンになるつもりだ。チーム力の向上をサポートしたいきたい」と語った。