富士通(株)は、IA(Intel Architecture)ワークステーション『FMV-PROシリーズ』に、インテルの最新CPUであるPentium
III-600MHzを搭載した『FMV-PRO 7600T2』、および『同7600E2』の2機種を追加した。両製品は、CGなどのデジタルコンテンツ制作やCAD/CAMなどの用途に向いている。出荷は9月初旬から。
FMV-PRO 7600T2
FMV-PRO 7600T2 |
7600T2は、FMV-PROシリーズのミッドレンジモデル。チップセットはIntel
440BXで、メモリーは128MBのECC対応SDRAM(最大1GB)、HDDは毎分7200回転のUltra
Wide SCSIの9.1GB、最大32倍速のCD-ROMドライブと100BASE-TX/10BASE-TのLANインターフェースを搭載する。ビデオボードは選択可能で、カナダMatrox社製のMillennium
G200(8MB SGRAM)か米Evans&Sutherland社製のE&S Lightning 1200(15MB 3DRAM+16MB
CDRAM)が用意されている。いずれも、最大1280×1024ドット、1600万色表示の解像度を持つ。サイズは幅219×奥行き549×高さ456mm。OSにはWindows
NT Workstation 4.0がプレインストールされている。
価格は、Millennium G200搭載タイプが66万5000円で、E&S Lightning 1200搭載タイプが88万5000円となっている。
FMV-PRO 7600E2
FMV-PRO 7600E2 |
7600E2は、FMV-PROシリーズのローエンドモデル。チップセットはIntel
440BXで、メモリーは128MBのECC対応SDRAM(最大768MB)、HDDはUltraATA/33の8.4GB、最大32倍速のCD-ROMドライブと100BASE-TX/10BASE-TのLANインターフェースを搭載する。ビデオボードは選択可能で、カナダMatrox社製のMillennium
G200(8MB SGRAM)か米Evans&Sutherland社製のE&S Lightning 1200(15MB 3DRAM+16MB
CDRAM)が用意されている。いずれも、最大1280×1024ドット、1600万色表示の解像度を持つ。サイズは幅190×奥行き454×高さ399mm。OSにはWindows
NT Workstation 4.0がプレインストールされている。
価格は、Millennium G200搭載タイプが46万8000円で、E&S Lightning 1200搭載タイプが56万8000円となっている。