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米コンパックが第2四半期の決算を発表――PC市場におけるシェアを伸ばすも、1億8400万ドルの損失

1999年07月30日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

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コンパックコンピュータ(株)の発表によると、米コンパックコンピュータ社は28日(現地時間)、'99年第2四半期の業績を発表した。それによると、同社の全世界での売上高は、前年同期比60パーセント増となる94億ドル(約1兆800億円)。純利益は1億8400万ドル(約210億円)の損失となった。

同社は今期、PC市場における出荷台数ベースのシェアが全世界で14.6パーセント増となるなど、全体的に業績を伸ばしてきたが、売上総利益率の低下や営業費用の増加などから、最終的な実績は損失となった。

同社では第3四半期に事業再編成に費用がかかると予想しており、そのために7億~9億ドル程度(約780億~1000億円)の費用を見込んでいる。これには、6000~8000人の社員削減などが含まれるという。

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