アドビとモリサワがNewCIDフォントの提供で協力体制

米アドビシステムズ社およびアドビシステムズ(株)、(株)モリサワの3社は30日、モリサワ字母のNewCIDフォントの提供とサポートについて協力体制をとることで合意した。

モリサワ字母のNewCIDフォントは、米アドビシステムズとモリサワが共同で開発したもの。Adobe Acrobat 4.0日本語版に対応し、PDFファイルへの埋め込みやAdobe Illustrator上で文字のアウトライン抽出ができる。

今回の合意によって、米アドビシステムズは、同社のソフトウェア製品のユーザーに対する、モリサワNewCIDフォント製品へのアップデートサービスを予定している。Adobe Type Library登録ユーザーのアップデートは8月中旬より順次開始する。Adobe Type Library 2.0Jからのアップデートは無償、Adobe Type Library(OCF製品)からのアップグレード料は3500円となる。アップデートサービスを受けたユーザーは、ユーザー登録がモリサワに移管される。

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