ネオスコーポレーション(株)は、既存のメールソフトを手書き入力に対応させるユーティリティーソフト『メールDEおえかき』と、手書き入力に対応したメールソフト『Penpal
Mail』、小型タブレット『Pen@Mail PAD』をセットにしたパッケージ『Pen@Mail
JOY』を発表した。これにより、ユーザーは電子メールに手書き文字やイラストをペン入力で書き込むことが可能となる。発売は8月9日で、価格は9800円。
『メールDEおえかき』の入力画面 |
『メールDEおえかき』は、ユーザーが普段使っているメールソフトを、手書き文字に対応させるユーティリティーソフト。付属のタブレットを使って、メールに手書き文字やイラストを書き込むことができる。1度書いた文字やイラストは保存され、スタンプとして繰り返し利用することが可能となっている。また、90種以上用意されたクリップアートや、デジタルカメラから取り込んだ画像を貼りこむことも可能。対応するメールソフトは、OutlookExpress、Outlook
97/98/2000、Eudora Pro 4.0J以上、Netscape Messenger 4.0以上。HTML形式に対応したメールソフトであれば、同ソフトで作成したメールを表示することができる。
『Penpal Mail(ペンパルメール)』の入力画面 |
『Penpal Mail』は、テキスト文字に手書き文字や絵を書き込んで送れるメールソフト。受信したメールに文字や絵を書き込んで返信することも可能となっている。Penpal
Mailで作成したメールを見るためには、Penpal Mailかビューワーソフト『Ink
Viewer』が必要となる。なお、Ink Viewerはコピーフリーソフトとなっている。
『Pen@Mail PAD』 |
Pen@Mail PADは、Pen@Mail JOY専用のペン付きタブレット。読取範囲は横100×縦76.2mmで、読取精度は0.25mm。毎秒200ポイントの読取が可能となっている。インターフェースはシリアル(D-sub
9ピン)。電源はIBM PC/AT用キーボードコネクタから供給される。サイズは幅172.0×奥行き150.0×高さ7.8mmで、重量は296gとなっている。
対応機種はIBM PC/AT互換機で、対応OSはWindows 95/98。HDDの必要空きスペースは20MBとなっている。