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フィリップスとLGエレクトロニクス、フラットパネル生産の合弁企業を設立

1999年07月28日 00時00分更新

文● 岩沢徳子

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フィリップス・フラットディスプレー・システムズ(FDS)と韓LGエレクトロニクスの両社は26日(現地時間)、ソウルにおいて、液晶ディスプレーの一種であるAMLCD(*)の生産会社を共同で設立することを発表した。

*AMLCD=Active Matrix Liquid Crystal Displays
アクティブマトリックス方式を採用した液晶ディスプレー

FDSは、蘭ロイヤル・フィリップス・エレクトロニクス傘下のディスプレー専業メーカー。新会社はAMLCDのメーカーとしては世界最大規模になるという。フィリップスは新会社の資本金のうち50パーセントを出資し、総額で16億ドル(約1900億円)の投資を予定している。これは、外国企業からの投資としては韓国で史上最大だという。

新会社はソウルに本社を置き、工場は亀尾(クミ)市に設立される。同工場ではおもに15インチ以上の大型ディスプレーを生産し、将来的には680×880mmという世界最大レベルのディスプレーの生産も行なう予定。

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